■印刷会社むけのセミナーでCTPTMarketingを…
26日(水)は、品川で印刷会社むけのセミナーへ出かけてきました。
70人くらいの定員だったどうですが、30人近くの参加希望者の方を断ったという話でしたから、皆様、ご興味頂いていたのかも……
印刷会社は、その市場が1997年をピークに右肩下がり、相当数の印刷会社が廃業、破綻している現状があり、かなり業界的には危機感がありますね。しかし、市場が縮小するからとか景気のせいにしていても仕方がありませんからね。
で、対策は多々あります。
印刷会社のクライアントは印刷会社、広告会社、制作会社、デザイン会社などが多く、もちろんダイレクトにクライアントに直結しているケースもあります。
しかしCTPTマーケティング的に言うと、印刷会社は、大手企業の仕事を目指す傾向にあります。つまりはマーケティング予算のなかに印刷物を持っている企業をターゲットにしようとする。
しかし、そこには、多数の競合があり、しかもそんな企業は上場企業や好調企業だけですね。企業数からみれば、1%あるかないか……
実際、100人未満の企業で99%を占めている。
こちらの企業は、印刷予算を明確に持っているわけではありませんね。必要とあらば予算をとる。またイマイチ費用対効果がみえないなら、すぐにやめる。中小企業の典型的な行動をとります。
しかし、こうした中小企業や商店のような小さい規模の事業所ではマーケティングを明確にしていない。だからこそマーケティング展開を徹底すると大きな変化を起こします。
マスマーケティングは、中小零細に対応できるマーケティングではありませんね。しかしマイクロマーケティング(CTPTMarketing)は、中小零細にも対応できます。
したがって印刷予算を持たない中小零細という無数の事業所、企業を支援しながら一緒に伸びていけばいいのです。私の知っている小規模な事業所や企業で、5年前は印刷発注ゼロ、現在は年間1千万円!……といったケースは多々ありますからね。
大企業には入りにくく、しかも伸びは限定的。伸びる中小零細と共存共栄するほうが、よほどいいでしょう。
そんな話をしてましたが、印刷会社の皆さんは、どこまでご理解していただけたでしょう。